2025年版整骨院経営者向け「物価が上がっても、生活は上げたくない─物価高騰支援金ってなに?」

2025年版整骨院経営者向け「物価が上がっても、生活は上げたくない─物価高騰支援金ってなに?」

 

 

 

1.【はじめに】

最近、スーパーでの買い物が地味にキツくなってきたと感じている人、多いんじゃないでしょうか。
「前はこの値段じゃなかったよね…」とつぶやきながらレジに並ぶ日々。
そんな生活者のために、政府や自治体が出している支援策のひとつが「物価高騰支援金」です。

でもこの支援金、ニュースで聞くだけで「結局自分には関係ないかも」とスルーしがち。
実は、それちょっともったいないかもしれません。

 

2.【物価高騰支援金とは】

物価高騰支援金は、急激な物価上昇により家計が圧迫されている人々に対して、一時的に金銭的支援を行う制度です。
国の施策として行われる場合もあれば、都道府県や市区町村など、自治体独自で実施するケースもあります。

目的

基本的には、食料品やエネルギー(電気・ガス・ガソリンなど)の値上げで影響を受ける低所得世帯の生活を守るための制度。

金額と対象

地域によって異なりますが、1世帯あたり1〜5万円程度が多いです。
対象は、住民税非課税世帯や、ひとり親家庭、高齢者世帯などが中心。
※ただし「申請が必要なケース」と「自動的に給付されるケース」があるため、注意が必要です。

3.【支援金がもらえるかのチェックポイント】

以下のいずれかに当てはまる人は、受給対象の可能性があります。

・2023年度の住民税が非課税だった

・収入が一定基準以下(自治体により基準が異なる)

・ひとり親・高齢者・障がい者世帯など、特別な支援対象である

→ まずはお住まいの自治体の公式サイトで「物価高騰支援金」もしくは「生活支援臨時給付金」などのキーワードで検索してみましょう。

 

支援金一覧(抜粋)

地域 自治体 支援額(円) 申請期限 状況 リンク
北海道 北海道 17,000 令和7年4月30日まで 募集中 詳細はこちら
青森県 青森県 42,500 令和7年7月8日まで 募集中 詳細はこちら
秋田県 秋田県 20,000 準備中 詳細はこちら
福島県 福島県 83,000 令和7年4月23日まで 募集中 詳細はこちら
福島県 南相馬市 41,500 令和7年4月23日まで 募集中 詳細はこちら
栃木県 栃木県 33,000 令和7年5月23日まで 募集中 詳細はこちら
群馬県 群馬県 30,000 準備中 詳細はこちら
東京都 東京都 39,000(調整中) 未定 調整中 詳細はこちら
東京都 台東区 25,000 令和7年4月25日まで 募集中 詳細はこちら
神奈川県 神奈川県 30,000 令和7年4月18日まで 募集中 詳細はこちら
長野県 長野県 20,000 4月中旬~6月下旬(予定) 準備中 詳細はこちら
静岡県 静岡県 10,000 令和7年5月30日まで NEW 詳細はこちら
三重県 三重県 10,300 令和7年6月30日まで NEW 詳細はこちら
三重県 津市 5,150 令和7年6月30日まで NEW 詳細はこちら
三重県 鈴鹿市 20,600 令和7年4月30日まで 更新 詳細はこちら
京都府 京都府 30,000 令和7年4月30日まで 更新 詳細はこちら
大阪府 大阪府 30,000 NEW 詳細はこちら
岡山県 岡山県 31,000 令和7年4月18日まで 募集中 詳細はこちら
福岡県 福岡県 最大27,600 令和7年5月30日まで 募集中 詳細はこちら
佐賀県 佐賀市 25,000 令和7年6月30日まで NEW 詳細はこちら

※申請期限が過ぎている県もございます。あらかじめ、ご了承ください。

 

4.【意外と知らない?申請の注意点】

・申請期限が短い場合あり!(自治体によっては数週間程度)

マイナンバーカードがあるとオンライン申請も可能なことが多い

口座情報の登録ミスに注意(せっかく申請しても、振込が遅れる原因に)

5.【支援金は“足し”だけじゃない】

支援金は、あくまで“補助”です。
でも、冷静に見れば「もらえるかも」と気づいた瞬間に、家計のゆとりがほんの少し生まれる。
そしてそれは、「ちゃんと情報を取りに行った人だけ」が得られるゆとりでもあります。

【まとめ】

物価がじわじわと上がり続けるこの時代、生活のやりくりはますます工夫が求められるようになっています。
でも、どんなに節約しても、どうにもならない出費ってありますよね。電気代、食費、ガソリン代…。そういう“避けられない負担”にこそ、今回のような支援金は意味を持ちます。

もらえる金額はたとえ1万円でも、されど1万円。
それがあれば、1週間分の食費が少し楽になったり、子どもの新しい靴が買えたり、ほんの少し心に余裕ができるかもしれません。

支援金は、「自分で動いた人」だけが受け取れるチャンスでもあります。
難しい手続きがあるかも…と不安になるかもしれませんが、一歩踏み出せば、意外とすんなり進むこともあります。

あなたや、あなたの家族、そして身近な誰かがこの情報で救われるかもしれません。
「自分には関係ない」と思わずに、まずは調べてみてください。
社会は、ちゃんと見ている人の背中を、そっと支える力を持っています。

私たち、全国統合医療協会にお気軽にご相談ください。

 

▼ご相談お待ちしております▼

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この記事の監修者

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中村 崇男

昭和44年東京生まれ。昭和63年都内整骨院を勤務し、東京柔道整復専門学校を卒業後、平成23年一般社団法人全国統合医療協会を設立。鍼灸師・柔道整復師の社会的地位と健康医療福祉の更なる向上を目標に幅広い分野で活動中。
一般社団法人全国統合医療協会理事長
公益財団法人明徳会清水ヶ丘病院理事長