【2024年最新】整骨院でのマイナ保険証の利用方法や注意点|令和6年度補正予算(案)あはき柔整関連まとめ
こんにちは。全国統合医療協会です。整骨院でも紙の保険証が使えなくなりますね。
マイナ保険証を使うために必要なオンライン資格確認の準備はお済ですか?今回は、マイナ保険証とは何なのかについてのおさらいや、患者さんがマイナ保険証を利用するメリットなどを交えて国が制度導入を後押しする予算についても解説します。
目次
マイナ保険証とは?
マイナ保険証とは、マイナンバーカードを健康保険証として利用できる制度です。
2021年10月20日から運用がスタートしましたが、整骨院や接骨院での運用には注意点があります。
マイナ保険証 患者側のメリット
持ち物の簡略化
従来健康保険証とマイナンバーカードを別で管理、携帯する必要がありましたが、情報が集約されました。
オンラインで資格の確認が可能に
患者情報をデジタルで簡単に確認ができるようになりました。
医療費控除が自動適用
確定申告が自動で適用されることによって、より簡単になります。
整骨院でのマイナ保険証利用の現状
多くの整骨院では、マイナ保険証に対応していますが、対応していない院も一部存在します。事前に確認が必要です。
今後従来の健康保険証が廃止され、完全移行が予定されています。
マイナ保険証利用時の注意点(患者さん向け)
利用可能な施術内容の確認
整骨院では、健康保険が適用されるのはケガの治療に限定されています。慢性の肩こりや腰痛などは、保険適用外です。
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オンライン資格確認のトラブル
システムエラーや通信環境の問題で、マイナ保険証が認証されないケースがあります。従来の保険証を持参するのが安心です。院側は患者さんの利用に支障がないよう配慮する必要があります。
個人情報の管理
マイナ保険証では患者の情報がデジタルで扱われるため、院側のセキュリティ対策が重要です。
他の患者さんに情報が見えない様に配慮しましょう。
患者さんはマイナ保険証対応の整骨院を検索可能です!
公式マイナポータルで対応施設を検索できます。予め調べてから整骨院に出向く新患者さんは、継続して施術を受けようと考えている可能性が高いです。
早めに自院が検索できる状態にしましょう。
整骨院経営者向け情報
マイナ保険証導入の準備
オンライン資格確認システムの導入が必須。補助金制度も利用可能です。対応方法やトラブル事例について、スタッフへの研修を徹底しましょう。
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国の令和6年度補正予算(案)の中で、あはき柔整療養費関連も盛り込まれています
国で導入を進めてほしい事に対して、協力金が支給されます。マイナ保険証の利用促進に向けた支援等は260億円です。
この予算の中には訪問看護ステーション等も含まれていますが、受領委任を取扱うあはき柔整の施術所には、1院あたり5万円の協力金の支給が盛り込まれています。
可決されれば、令和7年3~4月にかけて支給される見込みです。
この取り組みは、厚生労働省保険局医療介護連携政策課の担当官や、公益社団法人などによるものです。
療養費制度の見直し等に関する経費は2,700万円です。これは療養費の支給状況や施術所経営状況等を調査・分析するための予算です。
具体的にどのような流れ化などについては下記を参照ください。具体的に制度について学びたい方は、以下のリンクをご参照ください。
(参照:保険局医療課)
まとめ
マイナ保険証は、患者と整骨院双方に便利な制度ですが、まだ移行初期段階での課題もあります。整骨院経営者も、対応準備を進めることで患者満足度向上につなげられます。
読み取りをするために必要なカードリーダーのご購入、準備までのサポートを希望する方。これから運営方針を変える事を検討している方は、全国統合医療協会にお気軽にご相談ください。
この記事の監修者