個人請求と請求代行の違い|メリットとデメリットについて解説
こんにちは。現在整骨院などに勤務していて国家資格をお持ちの殆どの方が、ご自身の開業を検討したことがあるのではないでしょうか。なぜなら独立開業することによって勤務者より大きな利益を確保できる可能性があるからです。しかし、保険請求においては近年厳格化や乱立により競争が激化している事はご存じの通りかと思います。
そんな厳しい状況の中でも試行錯誤することにより、グループ院ではなくても、1店舗で月商500万円を達成している整骨院の経営者も存在します。
今回は整骨院の開業を検討したことがある方が保険請求をするにあたって、押さえておくとタメになるあれこれを解説します。
請求代行とは
保険を取り扱う際に施術をしたら、レセプトの作成を行います。事務作業に時間がかかるため、営業時間内の昼休みなどに行う場合、施術の時間に上限を設定することになります。
そんな時各保険者とのやり取りや入金の管理をまるっとお願いできるのが請求代行サービスです。
個人請求とは
必ずしも事務員を雇わなくてはならないわけではありません。
すべてご自身で行う方法もあります。但し、改定情報なども含め常に情報のアンテナをご自身で収集し、対応しなければ返戻などのやり取りで資金繰りに影響が出やすくなります。
請求代行と個人請求の比較
(作成:全国統合医療協会)
保険を取り扱うメリットとは
保険を取り扱っているという事は、患者さんの為の取り組みであり、治療に通い続けられるというメリットになります。
整骨院側にとっては続けて患者さんが治療に来てくれることにより、ご自身のスキルやエビデンスの確立につながります。
まとめ
今回は初めて開業を検討している方に向けて、どのような選択肢があるかわかりやすく解説しました。保険を取り扱う事により、患者さんにとっても経営者にとってもメリットになる事をご紹介したうえで、請求代行と個人請求の作業負担や費用の比較についてまとめました。
近年では整骨院の事業形態が幅広くなっているため、どのような経営方針で開業するか、判断に迷っている場合もあると思います。
全国統合医療協会では、今までサポートさせていただいている数千院以上の経営経験をもとにあなたに合うご相談が可能です。お気軽にご相談ください。
この記事の監修者