整骨院・接骨院の集客方法9選|ホームページ集客の成功ポイントも

整骨院(接骨院)は年々増加傾向にあり、従来の集客方法では顧客の獲得・キープが難しくなりつつあります。他院との競争に負けないようにするためには、ターゲットとなるお客さんに自院を選んでもらえるような集客アプローチを積極的に展開する必要があるでしょう。
この記事では、整骨院経営において「集客」が重要な理由をふまえた上で、整骨院におすすめの集客方法を9つ紹介します。加えて、特におすすめなホームページ集客の方法や成功を目指すためのポイントも解説するため、ぜひ最後までご覧ください。
目次
1. 整骨院経営において「集客」が重要となる理由

厚生労働省の調査によると、「柔道整復師として就業している方の数」や「整骨院など柔道整復を行う施術所の数」は年々増加傾向にあります。
【就業柔道整復師数の年次推移】
2014年 | 2016年 | 2018年 | 2020年 | 2022年 | |
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就業柔道整復師数 | 63,873人 | 68,120人 | 73,017人 | 75,786人 | 78,827人 |
【柔道整復の施術所数の年次推移】
2014年 | 2016年 | 2018年 | 2020年 | 2022年 | |
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柔道整復の施術所数 | 45,572か所 | 48,024か所 | 50,077か所 | 50,364か所 | 50,919か所 |
(出典:厚生労働省「令和4年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況/就業あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師・柔道整復師及び施術所」/https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/eisei/22/dl/kekka3.pdf)
競合となる整骨院が急増している中で自院の経営を軌道に乗せるためには、ターゲットやコンセプトを明確化し、他院との差別化を図ることが大切です。これに加えて、戦略的な集客活動によって自院の顧客を獲得・キープすることも重要なポイントになります。
2. 整骨院におすすめの集客方法9選

企業の集客のアプローチ手法は多岐にわたりますが、整骨院におすすめの代表的な集客方法には下記のようなものがあります。
【整骨院におすすめの集客方法9選】
(2)Googleビジネスプロフィール登録
(3)SNS運用
(4)Web広告
(5)チラシ配布
(6)看板・店頭ボード設置
(7)紹介カードの配布
(8)フリーペーパー・地域情報誌への掲載
(9)地域イベントの開催
ここでは、上記9つの集客方法について、概要やメリット・デメリットをそれぞれ解説します。
2-1. (1)ホームページ制作
整骨院の主な集客方法として、自院のホームページを制作することが挙げられます。
自院のホームページがあれば、施術内容やメニューの価格、アクセス方法など自院に関する基本情報を掲載することが可能です。新規顧客や潜在顧客など、自院の存在や詳細な情報を知らない方にアプローチしやすくなるでしょう。
メリット |
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デメリット |
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2-2. (2)Googleビジネスプロフィール登録
Googleビジネスプロフィールとは、Googleが提供している経営者・オーナー向けの情報管理サービスです。
このサービスに登録することで、GoogleマップやGoogle検索などGoogleのサービスに自院の名前や電話番号、診療時間、地図などの情報を表示できます。新規顧客や見込み顧客など、地域で整骨院を探している方に自院を周知できるでしょう。
メリット |
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デメリット |
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2-3. (3)SNS運用
整骨院の集客活動においては、SNS運用も重要なポイントのひとつです。自院のSNSアカウントで自院に関する情報や時節に合ったお役立ち情報などを発信して、集客につなげます。
現在はInstagram、X(旧Twitter)、Facebook、YouTube、そしてTikTokなどのさまざまなSNSが広く活用されています。動画コンテンツが中心となるYouTubeやTikTokなどを用いて多くの情報量を短時間で伝えることで、ブランディング効果の高まりが期待できます。
ただし、年齢や性別などの属性によって各SNSの利用率が変わるため、無理に動画にこだわるよりもターゲットに合ったSNS選びを重視するとよいでしょう。
メリット |
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デメリット |
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2-4. (4)Web広告
Web広告とは、検索エンジンのサービスページやWebサイト、スマホアプリ、SNS、動画投稿サイトなど、オンライン上で掲載される広告を指します。
インターネットをよく利用する層がターゲットであり、自院に興味がある見込み顧客や、今後整骨院に通院する可能性がある潜在顧客を集客したい場合に非常に有効です。
メリット |
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デメリット |
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2-5. (5)チラシ配布
整骨院のターゲットは、インターネットを使いこなす若年層や子育て世代に限りません。中高年のお客さんなど、インターネットを頻繁に使わない世代に自院の情報を届けるためには、チラシなどの紙媒体を有効活用してください。
新聞配達の際に折り込んでもらったり、ポスティングで配布したりすれば、自院の存在を地域の方々に認知してもらえるでしょう。
メリット |
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デメリット |
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2-6. (6)看板・店頭ボードの設置
整骨院の外観はシンプルで目立たない場合が多いため、目につきやすい看板や店頭ボードを設置し、自院の存在をアピールすることも大切です。
遠くから見える看板には自院の名前や電話番号、受付時間などを、店頭ボードにはキャンペーン情報や空き情報を記載するとよいでしょう。新規顧客の獲得や見込み顧客・潜在顧客の認知度アップに効果的です。
メリット |
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デメリット |
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2-7. (7)紹介カードの配布
紹介カードとは、自院を訪れるお客さんに渡すカードであり、お客さんの知り合いの方に自院への来店を勧めてもらうためのツールです。
「家族や知り合いが通っている整骨院」という信頼感や安心感を新規顧客・見込み顧客にもってもらえるため、通う整骨院を検討する際に選ばれやすいでしょう。
メリット |
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デメリット |
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2-8. (8)フリーペーパー・地域情報誌への掲載
地域の高齢者へアプローチしたい場合は、フリーペーパーや地域情報誌への掲載もおすすめです。チラシ配布と同じく紙媒体であるフリーペーパーや地域情報誌を活用することで、インターネットやスマホに不慣れな層へも自院の情報を届けやすくなります。
また、広告内のQRコードやURLから自院のホームページやSNSアカウントへも誘導できます。ある程度の広告費はかかるものの新聞の折り込みチラシやポスティングチラシほど配布の手間がかからず、紙の新聞を購読していない層へのアプローチも可能です。
また、自治体が発行する地域情報誌に広告を載せることもよい方法です。原則として、自治体の情報誌に広告を載せる前にその自治体による審査を受けます。つまり、自治体の情報誌に広告を載せることは信頼性の高い整骨院であると自治体から認められた証拠にもなります。
メリット |
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デメリット |
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2-9. (9)地域イベントの開催
地域コミュニティと連携して自院の知名度を高めるため、地元密着型イベントに参加することもおすすめです。
イベントに参加するだけでメインターゲット以外の層にも自院について広く知ってもらい、対面でのコミュニケーションを通じて自然に好感度を高めることも期待できます。イベントへの参加に際して参加費や人件費がかかることもあるものの、高額な広告費は必要ありません。
参加できそうなイベントがない場合は、自院で健康相談会や体操教室などのイベントを開催するのもよいでしょう。地元の高齢者に自院を知ってもらいつつ高齢者同士で交流する機会を増やすことで、地域活性化にもつながります。
メリット |
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デメリット |
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3. 最もおすすめなのは「ホームページ集客」

インターネットが急激に普及している現在、ネット検索をきっかけに行動を起こす方が少なくありません。整骨院の顔と言っても過言ではない公式ホームページの有無や内容は、ユーザーからの信頼度や好感度を大きく左右します。
近年はSNS集客に力を入れる院も多いものの、SNSに不慣れな層へアピールするためにもやはりホームページによる集客が不可欠です。SNSとホームページによる集客をうまく組み合わせることで、さらなる集客力アップが期待できるでしょう。
4. ホームページ集客を成功させるためのポイント

現在、数えきれないほどの整骨院が自院のホームページを開設しています。
ホームページ集客を成功させるためには、ただホームページを作るだけでなくホームページの内容や見た目に気を配り他院のホームページとの差別化を図ることが特に重要です。
集客を成功へと導くために必要なホームページ制作のポイントは、次の通りです。
4-1. 「デザイン」に関するポイント
ホームページの第一印象はデザインによって大きく左右されるため、ターゲット層に合わせたデザイン作りが欠かせません。例えばメインターゲットが高齢者なら、見た目のおしゃれさよりも分かりやすさや見やすさを重視するとよいでしょう。
また、ターゲット層の属性に関係なく、どのデバイスでも美しく表示されるレスポンシブデザインにすることも重要です。
スマホ、パソコン、タブレットなどさまざまなデバイスで閲覧されることを想定し、どのデバイスでも見やすく表示されて快適に使えるデザインを作成します。古いデバイスを長く使い続ける方も多いため、旧バージョンのデバイスで美しく表示されるかどうかもチェックしましょう。
いくら正確さや見やすさにこだわっても、ファーストビューが魅力的でなければ多くのユーザーがすぐに離脱してしまいます。ファーストビューとはサイトを開いたとき最初に見える部分であり、具体的にはスクロールやページ切り替えをせず画面に表示される部分です。
ファーストビューの中心となるアイキャッチ画像には、ホームページのタイトルや主なサービス内容、そしてユーザーを惹きつけるキャッチコピーや画像などを盛り込みましょう。
4-2. 「内容」に関するポイント
最初に「なぜホームページを作るか」「ホームページを通じて何を伝えたいか」をしっかり決めることで、ユーザーが知りたい情報を過不足なく盛り込んでユーザーを惹きつけやすくなります。整骨院のホームページに盛り込むべき主な内容の例は、次の通りです。
自院を利用してもらうために必要な情報 |
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他院との差別化を図り、ユーザーの興味を惹くための情報 |
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整骨院のホームページには、「交通事故治療」「猫背矯正」などのサービス紹介に加えて「肩こり」「むちうち」などのような症状別メニュー紹介がよく設けられます。また、保険適用施術と自費施術の区別や交通事故治療に必要な医師・弁護士などとの連携体制について言及することも大切です。
ユーザーが求める情報をホームページで丁寧に説明することで安心感をもってもらいやすくなり、集客率アップに役立ちます。ただし、トラブル予防のため「他院よりも優れている」「必ず治ります」などのように誇大広告と見なされやすい表現やユーザーの混乱を招く表現は避けましょう。
4-3. 「アクセス・流入」に関するポイント
せっかくホームページを開設しても、ユーザーに閲覧してもらえなければ意味がありません。ホームページのアクセス・流入数を伸ばすためには、SEO対策が重要な鍵になります。
SEO対策とは、Webページを検索エンジンの検索結果の上位に表示させるためのさまざまな工夫です。
Googleをはじめとした検索エンジン内では、「クローラー」と呼ばれるロボットが巡回しており、Webページを発見してページ内の情報を集めます。クローラーが集めた情報はデータベースに登録され、検索結果の順位を決める判断材料として用いられます。
SEO対策を適切に行うことで、「地域名+整骨院」などのキーワードで上位表示されやすくなり、集客はもちろん広告費の大幅な削減にも役立ちます。本格的なSEO対策には専門知識を要するため、専門業者へ依頼することが一般的です。
5. 整骨院ホームページの制作方法

整骨院ホームページの制作方法は、自分で作成する方法と業者へ依頼する方法の2種類に大きく分かれます。
制作コストを抑えたい場合は自力でのホームページ制作も可能ですが、ある程度の時間と専門知識が必要です。一方、ホームページ作成業者へ依頼することでコストはかかるもののよりクオリティの高いホームページを作成してもらうことができます。
近年、専門知識がなくても簡単に使えるホームページ制作ツールも広く用いられています。ただしスタンダードな方法で作成するだけではオリジナリティを追求しにくく、細かくカスタマイズしたい場合はやはり専門知識が必要です。
たとえ予算がかかっても他院のホームページと差をつけて集客力を高めたい場合は、信頼できる専門業者へ依頼すると安心です。
まとめ
整骨院の数は年々増加傾向にあり、競争も激しさを増しています。自院が競争に生き残るためには、集客活動にも積極的に取り組む必要があるでしょう。弊社は集客に強いホームページの制作のご案内や、整骨院のSEO対策やWeb広告を支援できる会社をご紹介することも可能です。
整骨院に適した集客方法は複数ありますが、ホームページ集客は不可欠と言っても過言ではありません。ホームページ集客に加えて、ターゲットに適したその他の施策を組み合わせるなど、効果的なアプローチ方法を考えることが大切です。
自院に適した集客方法・アプローチに悩んでいる方は、集客や広告に関する専門家に相談するのもよいでしょう。専門家による集客サポートなど、整骨院の開業・運営支援を提供する「全国統合医療協会」にぜひご相談ください。
この記事の監修者
