理事長挨拶

Profile

中村崇男

1969年 東京生まれ 昭和63年 都内整骨院を勤務し、東京柔道整復専門学校を卒業 平成9年 有限会社中村を設立 平成12年 柔道整復専科教員取得 平成14年 有限会社アクアを設立

いままでの「あたりまえ」を変えたい。

これがこの業界の常識だ、みたいな「あたりまえ」を変えていきたい。 新しいものを作ると、最初は批判されるものですよね。今までなかったものを作り出すのですから。 だからこそ、そういう固定概念を壊してでも、未来の「あたりまえ」、新しい価値を作っていきたいと考えています。

Interview No.1協会の設立の理由

教育現場で、鍼灸整骨院を始めようとする人のための学校はたくさんあります。

しかし、卒業した後にセミナーに参加したり、自分で勉強できる場(僕らは”大人の学校”って言い方をしてるんですけど。)先生方と共に、経営と教育とエンターテインメントを融合したような、そういった立ち位置の場を作りたかった。 元々私は教員をしていて、教え子たちから「そういうのは無いんですか?」というような声も聞いていたんです。

最初は教え子たちにセミナーをしていました。それがだんだん発展していって、育成会柔整鍼灸マスターズというセミナー団体が出来上がったんです。

最初は身近な人と活動していて、繋がりが大きくなるにつれて、徐々に社団や請求団体が入って一団体が大きく成長していきました。

Interview No.2一緒に成長していくための団体

組織に身を置くと、色々なつながりがあります。経営者のつながりや同じベクトルを向いた者同士のつながり。 独立すると、朝から晩まで患者様のために働いて、外に出る時間も無くなったりとか、つながりが薄くなってくる。 外からの情報もなかなか入ってこない。

そうなったときの助けに、私たち協会があって。先生方のためのコミュニティーを作りたいと考えています。

治療院での仕事は特に人と人のつながりが大切で、患者様との信頼関係があって成り立つ。だけど、その先生自体が1番つながりが無かったり、人間関係が薄かったり。技術にだけ走ってしまったり。

協会の中でも同じ悩みを持ってる人が大勢いますが、なかなか会えない。だからこそ協会側から発信したい。 例えば、今回は関西の方で、次回は関東の方でこういう悩みがある人、という形で一緒に成長できる、人と人との繋がりを作れる場を用意する。そういったことが必要だと考えています。

Interview No.3今後の業界について

昨今「メディネス」という言葉が話題になっていますね。 これは造語で、メディカル(医療)+ウェルネス(健康)+フィットネス(運動)を合わせて「メディネス」。 それを提供して、患者様やその関係者のみなさまに喜んでもらうことで「ハピネス」。 健康と若々しさという言い方を、違う言葉にする。

多くの先生方は肉体的だけの健康に着目しがちですが、精神的にも社会的にも健康にさせなければいけない。 「健康」という概念を、肉体的だけじゃなくて、精神的にも社会的にも生きがいを高めようという考え方に、もっとフォーカスしていくことが重要になってくると考えています。 そのときに、「メディネス」のようなものを言葉にして、わかりやすくお伝えできるようにして。 体のケガだけじゃなく、肉体的にも精神的にも喜んでもらい、総合的な意味での健康とかを重視していきたいですね。